東 日 本 大 震 災



世 界 各 国 か ら の メ ッ セ ー ジ









世界の仏教最高指導者 及び王室・国家指導者の方々より、心からのお見舞いのお言葉が多数寄せられました。ここに、その一部を紹介させて頂きます。

ネパール
Message from Nepal

佛教サミット代表 ヴィシュワ・シャンティ寺院 管長
ビクシュ・ジュナナプルニク大僧正猊下




 数週間前に起きた巨大地震と大津波、そして、その後の余震が、日本に打撃を与えていることを目の当たりにして、心が痛む思いであります。これらの災害は、人々に大きな損害と、取り返しのつかない被害をもたらしています。この世に生を受けた者は、いつかは死を迎えます。しかしながら、自然災害により、かくも甚大な被害を受け、犠牲となった方々や、その御家族の皆様を慰めることは、容易ではありません。日本国に於いては、このような突然の天災から国民を守るための安全対策を施してきましたが、時として、大きな自然災害に打ち勝つことは難しいものです。
 ヴィシュワ・シャンティ寺院ならびにネパールの全仏教徒を代表して、お亡くなりになった方々に心からのお悔みを申し上げ、また被災者の皆様方にお見舞いを申し上げます。未だ混乱が続くこの度の惨事に立ち向かわれている猊下、そして日本の皆様と、私どもは心を共にしておりますことを、ここに改めてお伝え致します。
 この困難な時期にあたり、ネパール仏教教団もまた、お見舞いを申しております。そして皆様が意志の力を結集して、この度の大惨事に打ち勝たれますよう、心より応援を致しております。三宝が日本とその国民の皆様を御加護下さり、一日も早い復興を遂げられますよう、祈念申し上げます。

2011年3月29日

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