東 日 本 大 震 災



世 界 各 国 か ら の メ ッ セ ー ジ









世界の仏教最高指導者 及び王室・国家指導者の方々より、心からのお見舞いのお言葉が多数寄せられました。ここに、その一部を紹介させて頂きます。

インド
Message from India

佛教サミット代表 ラダック法王 リゾン寺院管長
リゾン・スラス・リンポチェ法王猊下




 日本の東北地方を荒廃させてしまったこの度の自然の大災害に、全世界が深く痛みを感じ、悲しんでおります。この地震と津波で命を落とされた方々に、心からの祈りを捧げますと共に、被災された皆様方全員に、深い哀悼の意を表します。
 一方で、佛教サミット本部を含め、念佛宗のどの寺院も、この壊滅的災害から無傷であったとお伺いしまして、胸を撫で下ろしました。不幸中の幸いは、日本人の皆様方の防災への心構えにより、さらに多くの死者が出ることを防ぎ、事態の悪化を防いだということであります。活力ある日本の皆様方と日本政府が、間違いなく、この困難な局面を克服されると信じております。
 日本は、驚くほど高度な善意の心を有し、災害が世界各国に起きた時にはいつでもどこでも、常に世界の人々を支援して下さいました。日本に於けるこの危機的な状況の時こそ、世界の人々は、日本の皆様方を支援するであろうと私は確信しております。
 世界が困難な時代を経験しつつある、この重大な時期に、私たち全員が、般若心経を唱えるべきであります。この朗誦は、尊い命を失った方々への弔いの為にあるだけでなく、将来における更なる災害を防ぐことにも役立つものであります。般若心経を10 万回唱えようという祈りが、ダラムサラやラダックにて組織されつつあるところです。
 猊下、インドの人々、特に仏教徒の同胞を代表致しまして、ここに日本の皆様方
全員に、私どもの祈りを捧げ、心からのお悔みを申し上げます。
 三宝の御加護が日本を護り、一刻も早く日本の皆様がこの悲劇を乗り越えられます
よう、お祈り申し上げます。
 最も深い尊崇の念を込めて

2011年3月26日

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