「佛教之王堂」をお選び頂き
誠に光栄でございます


　このたび、スリランカ政府が、スリランカの至宝である釈尊の真身御舎利の特別御開帳の地として、念佛宗総本山「佛教之王堂」をお選び頂き、誠に光栄でございます。
　念佛宗は、京・嵐山の小さな庵「久世庵」で生まれてから幾星霜、現世利益でも観光寺院でもなく、唯々、釈尊の教えの原点に返って
「人生、いかに生き、いかに死すべきか。人生の目的とは何か」という人間の根本問題を明らかにし、ひたすら、人生を心豊かに歩む教えである仏教を説き、「真の信仰」を弘めて参りました。
　釈尊の教えの原点「真の信仰」を説く世界各国の仏教指導者の方々とも長年、佛教サミットを通じて協力し合い、「佛教之王堂」は世界の仏教指導者から仏像と経典が奉納される、世界仏教の中心的存在となっております。多くの人々が、生きる目的さえ見出すことができず、混迷を深める現代、スリランカ最古の寺院の一つから、二千年の歴史上初めて海を渡る今回の釈尊真身御舎利に参詣され、釈尊の御縁に触れて頂く機会となればと願っております。