「 ス リ ラ ン カ の 至 宝 釈 尊 の 真 身 御 舎 利 特 別 御 開 帳 」 事 務 局
特 別 御 開 帳 に 際 し て の メ ッ セ ー ジ
佛教之王堂での特別御開帳に際してスリランカ大統領閣下をはじめ首相・大臣並びに国家指導者等々から、メッセージが寄せられました。
スリランカ
Message from Sri Lanka
外務大臣
ローヒタ・ボーゴラガマ閣下
日本国民の友好と親善の証として
スリランカ大使館主催の下 釈尊の真身御舎利を御開帳します
本年9 月、日本国にて執り行われます釈尊の御舎利御開帳に際して、大いなる喜びをもって御挨拶申し上げます。
古来スリランカは、仏教教義の守護者として、仏教界において特別な地位を保ってまいりました。我が国は、最も崇敬される仏教遺産を現在に伝えています。一つは、ゴータマ・ブッダがその下で正覚を得られた菩提樹(印度菩提樹)の分け木で、記録を辿れるものとしては、世界最古の聖木である「アヌラーダプラのスリー・マハー菩提樹」です。また、キャンディの仏歯寺においても、聖なる仏歯を祀っており、毎年、世界中から何十万人もの仏教徒が参拝に訪れます。
何十年にもわたる紛争が終結し、我が国からテロが排除されたことを国民は喜んでおります。このことを、世界の人々、特に敬愛する方々に向けて、私はお伝えしたいと存じます。我が国は紛争終結によって、再建、再定住、経済復興に注力し、開放区域において自由で公正な選挙を実施いたします。私たちは、一致団結して事に邁進いたします。
私たちが必要とした時に、日本国より賜った御支援と御理解に感謝し、忘れることはありません。
この度、スリランカ政府は、釈尊の不朽の御教えを奉ずる全世界の数多くの仏教徒の心の依処である日本国の「佛教之王堂」において、日本国民の皆様方に対する友好と親善の証として、在日スリランカ大使館主催の下、釈尊の真身御舎利の御開帳を開催させて頂くことに決定いたしました。
御開帳にお越しになる全ての人々が、心の安らぎと釈尊の崇高なる御教えによる智慧を得られますように。
スリランカ民主社会主義共和国
外務大臣
ローヒタ・ボーゴラガマ