総 本 山「 佛 教 之 王 堂 」


五 重 塔




 日本古来の伝統的造形による総木造の五重塔は、韓国重要無形文化財(人間国宝)李萬奉師及び直弟子・洪昌源師制作の、古来から伝わる丹青技法による彩色が全面に施されています。内部の柱を龍が抱き、仏法護持を象徴しています。塔上に聳える五重塔のシンボルである全高10mの相輪は、火炎を象った宝珠、青海波の紋様を用いた龍舎、4匹の龍と四枝の法相華を透彫りにした水煙等、独自の造形に荘厳された念佛宗式相輪です。水煙の龍が天上界より天下り、五濁悪世に悩み苦しむ群萌を汚れなき仏界へと導く様を表しています。
 中国工芸美術大師(人間国宝)She Guo Ping仏師制作の釈迦涅槃像をお祀りしています。

※当寺は観光寺院ではございません。真の仏教を実践する寺院です。