平 成 の 御 代 ナ ー ラ ン ダ 僧 院 の 再 興
800年の歳月を経た 今日のインド・ナーランダ僧院
12世紀後半 異教徒の侵攻により その隆盛は 終焉を迎えた
[5世紀 前半~12世紀 後半]
八 百 年 来 の 仏 教 徒 の 悲 願
八百年前、永きにわたり、仏教興隆に貢献してきたナーランダ僧院は、異教徒の侵攻により、破壊されました。
以来、悠久の時の流れは、この地を廃墟に変え、悲しいかな、今では異教徒の運営する観光地と化しています。周辺からは、鼻を削がれ、耳を落とされた仏像が今でも時折出土し、仏教徒の心を痛めて止みません。
その悲痛な思いと、仏教興隆への信念に駆られ、これまで世界各国の多くの先達が、幾度となくナーランダ僧院の再興に命懸けで取り組んできました。しかし、誰一人として、これを成し遂げた人はありませんでした。
いわば、ナーランダ僧院の再興は、全世界の仏教徒の、八百年来の悲願ともいえます。悠久の時を超え、仏法は天竺より、東方東漸し遠く離れた日本において、再び多くの優秀な人材を輩出し、釈尊の理想である仏教興隆を図るのが、今、日本国 念佛宗が建立しようとしている、ナーランダ僧院です。