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ケマリン宮殿 両陛下との謁見にて 

【 カマキリの合掌




念佛宗総本山「佛教之王堂」にて
本堂に向かって合掌するカマキリ
(シアヌーク陛下追悼大法要時に撮影)




カンボジアでも同じように
二匹のカマキリが合掌していた事を
伝えられる皇太后陛下

 2,500年前、お釈迦さまが涅槃に入られた際に、その御入滅をあらゆる鳥や獣、虫たちや草木に至るまで、万物が嘆き悲しみました。同様に、シアヌーク陛下が、昨年(平成24年)入滅された際に、一匹のカマキリが念佛宗総本山「佛教之王堂」の参道にて、追悼法要が執り行われている本堂に向かって、合掌しているかのような姿で何時間もじっと佇んでいました。
 その写真を、謁見の際に両陛下にお見せしたところ、両陛下は、大変驚かれ、カンボジアでも同じように合掌したカマキリが話題になったという事を話されました。しかも、カンボジアでは二匹並んで合掌していたということです。右上の写真はその時二匹いたと、皇太后陛下が示されている場面です。
 仏法不可思議と言われますが、まさに「世界佛教 最高の父」念佛宗名誉総裁であられたシアヌーク陛下の御高徳と篤き仏教信仰を物語るエピソードです。

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