佛教之王堂 (株)大林組 社内報に掲載
平成21年1月
「伝統建築に現代の知恵を融合させて完成させました。
ぜひとも多くの方にご覧になっていただきたい建築群です」
「源義経ゆかりの地・兵庫県三草山のふもとに、伝統文化と最新技術の粋を集めた仏教寺院が落慶しました。東大寺大仏殿を凌ぐ大きさの本堂と脇堂を中心に、大梵鐘を備えた鐘楼2棟、朱塗り八角堂の太子殿、伝統的軸組工法による 純木造の五重塔など、60万㎡の広大な敷地に全15棟が建ち並んでいます。
部材の大きさや重量、数万点に及ぶ木彫物や飾り金物など、経験したことがない工事ばかりのなか、本堂では巨大な木組みをユニット化して移動架台で取り付け、鐘楼では模型による振動実験や3次元立体解析を実施。伝統建築に現代の知恵を融合させて完成させました。ぜひとも多くの方にご覧になっていただきたい建築群です」
「マンスリー大林 新年号」記事より