いまだかつてない スリランカの一大国家行事
ラージャ・マハー・ヴィハーラ大寺管長 ワラハヘングナウェワ・ダンマラタナ大僧正
スリランカの聖地ミヒンタレーの中心、最古にして南伝仏教発祥の寺院、ラージャ・マハー・ヴィハーラ大寺に代々伝えられてきた、スリランカの至宝・門外不出の真身御舎利を御開帳させて頂きますことは、いまだかつてないスリランカの一大国家行事であり、大きな喜びです。
スリランカ大統領閣下の御指示の下、全世界の仏教徒の聖地「佛教之王堂」において御開帳されますラージャ・マハー・ヴィハーラ大寺に伝わる御舎利は、マヒンダ長老がアショーカ大王から託されて、スリランカにもたらした、由緒正しきお釈迦様の真身御舎利であることが、「大史(マハーヴァンサ)」に明記されています。この御舎利は、2,300年の時を超え、命を懸けて大切にお護りされてきた、正しくスリランカの至宝です。
インドから最初に伝わったスリランカの由緒ある御舎利が、2,000 年以上の歴史を越え、初めて海を渡り、仏教国である日本の地において、御開帳されますことを喜び、日本国のみならず、世界各国の数多くの方々が御舎利御開帳の御縁に触れられ、功徳を積まれますことを、心より祈念致します。