マヒンダ・ラージャパクサ大統領 御挨拶
崇敬の念をもって 仏舎利塔、釈尊尊像、及び、菩提樹の苗木を布施します
仏教の伝統に基づく特別な機会に、御挨拶をお送り申し上げますことは、私の喜びとするところでございます。
念佛宗総本山「佛教之王堂」は、三億人を超える全世界の仏教徒の心の依処であります。この大いなる中核の寺院とスリランカの関係は、仏教の伝統を共有するスリランカと日本の、長期にわたる友好を象徴するものであります。
我が国スリランカが平和と和解と発展という新たな時代を迎えたこの時期に、日本国の「佛教之王堂」、念佛宗九州本山、並びに、念佛宗福井別院において、2,300年以上前にスリランカに初めて仏教が伝来したミヒンタレーのラージャ・マハー・ヴィハーラ大寺に祀られてきました、聖なるお釈迦様の真身御舎利の御開帳が行われますことは、この上なく素晴らしいことであり、スリランカと日本の仏教徒に喜びをもたらし、両国の友好を大いに促進することでありましょう。
釈尊とその御教えである仏教に対する崇敬の念をもって、私は、「佛教之王堂」、並びに、他の重要な寺院における御開帳のため、この御舎利をお祀りする仏舎利塔、釈尊尊像、及び、菩提樹の苗木を布施させて頂きます。
この栄えある行事のため、スリランカ国会議長を代表とする特別使節団が、これらの私の御布施を持参致します。
多くの日本の仏教徒の方々が、釈尊の真身御舎利を拝されますことを確信し、釈尊の御教えとともに、平和と相互理解の精神が、全世界に華開きますことを、心より願っております。皆様方に聖なる三宝の祝福がありますよう祈念致します。