佛教サミット常任理事 ラオス代表
プラ・マハ・ヴィチット・シンハラージ法王猊下の国葬


 平成22年7月17日 ラオス 首都 ビエンチャンにある、ラオスを代表する仏塔「タート・ルアン」にて、法王猊下の国葬が盛大に執り行われました。
 御葬儀は閣議で国葬と決定され、大統領閣下、副大統領閣下、国家中央建設委員会議長(元首相)閣下をはじめ、政府閣僚らが多数出席され、またラオス本国だけでなく、日本、タイ、ベトナム等から僧侶数百人が弔問に訪れ、読経を行いました。
 民間からも3万人を超える人々が参列し、偉大なる猊下の御遺徳を偲びました。日本からは、佛教サミット会長 久世圓心定猊下 御名代及び、念佛宗 訪問団が列席しました。

仏教興隆の為 12年間に渡り常任理事・ラオス代表として
第一回から第五回まで毎回出席され 佛教サミットを牽引


 シンハラージ法王猊下は、1925年8月5日に、ラオスのチャンパサック県オーソムフォン村にて生を受けられ、幼い頃より、寺院で国語学、仏教学を学ばれ、高校教育の3年間をタイ王国のバンコクで学び、さらに、大学、大学院と進まれ仏教学博士号を取得後、教師も務められました。
 1957年にラオスに戻られた猊下は、ラオス仏教連盟の設立に尽力され、その翌年の発足と同時に連盟の執行部となると共に、ラオスの僧侶や見習僧の育成に積極的に取り組み、仏教の正しい継承に注力されました。1978年、ラオス仏教連盟の事務総長に選出され、3年後には副会長、さらにその後、会長に就任されました。





第 一 回 ~ 第 五 回 佛 教 サ ミ ッ ト に 参 加


第一回佛教サミット
平成10年4月4日~8日
国立京都国際会館


壇上にてスピーチをされる
故 シンハラージ法王猊下


第二回佛教サミット
平成12年11月9日~13日
王立ブッダモントン国際会議場


タイ仏教僧侶が御迎えする中 会場へ
入られる 故 シンハラージ法王猊下


第三回佛教サミット
平成14年12月5日~9日
王立チャトモック国際会議場


報道陣のインタビューを受ける
故 シンハラージ法王猊下


第四回佛教サミット
平成17年11月1日~5日
バンコク チュンポーンケット・
ウドムサック王子殿下国際会議場


壇上にてスピーチをされる 故 シンハラージ法王猊下


第五回佛教サミット
平成20年11月2日~5日
佛教之王堂『カンボジア王国 ノロドム・シアヌーク国王陛下
国際佛教記念ホール』


共同宣言文に署名される 故 シンハラージ法王猊下

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